皆さんこんにちは!ぽんたくです。
今回は2024年2月11日にクロスメディア・パブリッシングによって発行、インプレスによって発売された、「知名度の上げ方(著作:竹内亢一)」について紹介していきます。
よろしくお願いいたします。
著者について
著者の竹内さんは1981年、三重県で生まれました。
中学卒業後は上京しバンド活動に励むのですが、28際の時にバンドが解散。無職の状態となります。
そこから竹内さんはバンド時代から培ってきた「魅せ方」を武器に映像業界で奮闘していきます。
そして現在では、自身が代表を務める株式会社Suneightで個人から上場企業まで、様々な顧客のyoutubeチャンネルを管理し、ヒットを生み出しています。
また、Z世代に大人気のコンテンツで、起業家志望の志願者が、社長などの資産家に事業内容をプレゼンテーションを行って出資の可否を審査するリアリティー番組「令和の虎」に社長として出演しています。
今回はそんなバックグラウンドである著者の本の中から、動画クリエイターでは無い私にも特に印象に残った所3選を紹介していきます。
思考するミーハーになれ!
コンテンツ制作を行う上で、今の流行を把握することはとても大切です。
スマホを開いてインスタグラムやTikTokを見て流行りの場所に行くという人は多いのではないでしょうか?
大切なのは、流行っているものを体験したら「なぜこれは流行っているのか?」と考えることです。
話題の飲食店や映画、スポットに実際に足を運び、行列に並び、他のお客さんはどのような会話をしていて、スマホで何をいじっているのかなどを観察します。
このようなリアルな情報に触れて、このお店はどうして流行っているのかの仮説を立てます。
例えば、広告費にお金をかけたから、インフルエンサーに紹介されたから、立地に恵まれているから等といった感じです。
こうしたリアルな情報に触れてリサーチを続けていくことで、流行り物の空気感というものが段々と分かってきて、コンテンツ制作に役立ってきます。
動画の世界でも、過去の動画を見ることで、どの動画が伸びてどの動画が落ち込んでいるかを確認ことが出来るので、トレンドの移り変わりが激しい動画の世界でどのような動画を上げれば良いかを参考にする、または反面教師として役立てることが出来ます。
自分の場合で置き換えると、米国株の投資をやっているので、
・流行りの銘柄を日々チェックする
・その銘柄がどうして流行っているのか仮説を立て、今後も伸びるかどうかを判断する。
・過去に投資家はどのような行動を起こして失敗をしたかを学び反面教師にする。
といった感じで応用できるのではないかと考えました。
また、リサーチが義務になってしまうとしんどくなってしまうので、著者はミーハーのように楽しみながら流行を分析することをおすすめされています。
アイデアは必ず3人に聞け!
著者は、令和の虎で志願者に必ずある質問をします。
それは「そのアイデアは誰はに相談したか?」です。
志願者は、ここぞという時の大勝負に出る訳なので、沢山の人に意見を聞いてアイデアを磨いたほうが魅力的になるのです。
実際、一人で考えたアイデアというのはそこまで魅力的に見えることはありません。
著者のTikTok(メンヘラの秘書が社長にいたずらを仕掛けるコンセプトの動画)は様々な人の意見を参考にして作られたといいます。
著者がアイデアを考える時というのは、必ず人を巻き込むようにしているそうです。
また、人を巻き込んでアイデアを考えるときは、空気も重要視しています。
人に喜んでもらえるようなコンテンツを作るには、一般的な会社の会議のような雰囲気ではなく、明るくガヤガヤとした雰囲気の方がより意見が多く出るからです。
タイプの違う人の意見を取り入れたり、動画のサムネイルを作る時にはA案だけでなくB案も作るといったこともとても重要です。
私は現在一人でこのブログを運営しています。
記事の内容などについて家族や友人等にアドバイスを貰ってより良くしていこうと思いました。
責任感を持つことと一人で抱え込むことはイコールではありません!
アイデアはどんどん仲間に相談して、ブラッシュアップしていきましょう。
最初からクオリティを求めるな!
動画などのコンテンツを作り始める際、始めから質の高いものを作ろうと時間をかけすぎていませんか?
実は、スタートダッシュに必要なのは質ではなく量なのです。
人に覚えてもらうためには始めはとにかく沢山投稿をして、舞台に出る回数を増やさなければなりません。
例えば、町で選挙演説をしている候補者がいるとします。
毎日演説している人と、週に1度演説している人とでは、間違いなく毎日演説している人のほうが覚えてもらいやすいです。
心理学の世界では、単純接触効果「ザイオンス効果」と呼ばれています。
簡単に言うと、営業で5回訪問すると成約率が上がるというもので、初心者は5回訪問した方が良いということです。
著者はこの事を「5度見の法則」と名付けています。
また、公開回数が増えていくほど、クオリティというものは高くなるものです。
コンテンツが伸びてから初期のものが恥ずかしいと感じるならば、後で非公開にすれば良いのです!
著者のTikTokアカウントにも非公開の動画が幾つもあり、顔から火が出てくるほどに恥ずかしい内容だそうです(笑)。
私もブログを最近始めて、可能な限り量を意識して作っているのですが、ブログのコンセプトからずれている気付いたものは一旦は公開してから後に削除しています。
また、いつになるかは分かりませんが、今よりも知名度が上がった時には過去の恥ずかしいと感じる記事があればその時非公開にでもしようと考えています(笑)。
なので今は引き続き量を重視して記事を沢山書こうと思います。
さいごに
今回紹介した内容は動画クリエイターではなくても参考になるのではないかと考えています。
もちろん、本書にはyoutuberやTikTokerに向けた動画の作り方や、Z世代がどのような動画を好んでみるかなど、より専門的な内容まで踏み込んだものも沢山紹介されています。
知名度が増えると、アンチからの中傷など大変なこともあると思いますが、それを上回る大きなメリットがあるのが事実です。
動画クリエイターではない私にも、今よりも前に進むきっかけを与えてくれたとても素晴らしい本でした。
まずは会社内で出来るだけ沢山の人に自分の名前を覚えてもらうために、会社の飲み会には極力参加し、毎回1人以上の知らない人に挨拶することから始めようと思います。
また、ブログでも記事を書き続け、より多くの人に見てもらえるように継続していこうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
また次の記事も読んでいただけたら幸いです。
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