【書籍紹介】The Long Game を読んで長い人生の立ち回り方理解したww

the long game ビジネス書紹介
the long game

こんにちは!ぽんたくです。
今回はドリー・クラークさんが書かれた「The Long Game」を紹介したいと思います。

The Long Game表紙

はじめに 「自分の時間が取れていない人」

みなさん、自分の人生について考える時間はしっかり取れていますか?また、やるべき事、やりたい事に時間を割けていますか?

現代の超多忙なこの社会では、毎日忙しくてそんな事考えている余裕なんて無い!という方や、失敗が怖い、又は面倒臭くて行動に移せていないという方も多いかと思います。しかし、本当は何かやりたい事や挑戦してみたい事が誰にでもきっとあると思います。

これから紹介する本を読めば、自分の時間を作り、長期的な視点で行動に移してから、それを達成するまでの方法を、実例を交えながら具体的に学ぶ事が出来ます。

今回の記事では筆者が特に学びを得たポイント3つに絞って紹介、解説していきたいと思います。それでは行きましょう。

ポイント1 自分の時間の作り方 → 最も重要なものを中心に考える

忙しい人が自分の時間を確保するためには、代わりにある作業にかかる時間を減らしていかなければなりません。


そのために、まずは絶対に外せない予定をカレンダーに書き込みます
それから、重要度の低い仕事は後回しにしたり、他の人に頼んだりして時間を作ります。


TODOリストを作るような足し算の考えではなく、出来るだけ自分の行う作業は減らすという引き算思考が大切になっていきます。

ダイエットを例にすると、昨今では様々なダイエット食品やサプリメント等がありますが、重要なのは食事の量を減らせば良いということです。増やす健康法よりも減らす健康法が大事だということと同じ理屈になります。

こうして引き算でやるべき作業を見直すことで、空いた余白を自分のために使うことができます。

また、無駄な予定を入れないために、ある人から依頼を受けた際は「相手にさらに情報を求めること」が有効です。
熱意の無い人や具体的に話がまとまっていない人は大体そこで脱落します。

そして、依頼を受ける時は以下のチェックリストが役立ちます。
1、トータルでかかる時間はどれくらいか?
  →メインの時間だけでなく、移動時間なども含めたトータルの時間
2、機会費用はどのくらいか?
  →その時間で他に何か有益なことができるかどうか考えてみる
3、身体的コスト、心理的コストはどのようなものがあるか?
4、これをしなかったら1年度に後悔するか?

これらの質問を自らに問いかけ、依頼を受けるかどうかを判断していきましょう。

ポイント2 目標を達成するために → 20%ルールを使え!

本書では新しいことに挑戦するために「20%ルール」というものを紹介しています。

「20%ルール」というのは、自分の時間の20%を新しいことに挑戦してみるという、Googleが考案したコンセプトです。

この時間を設けることで、興味のある分野を探求する余裕が生まれます
また、全ての時間を注ぎ込むわけでは無いため、リスクを抑えることもできます。

その20%ルールを活用して、目標を達成するための6つのポイントがとても参考になるので、簡単に紹介しようと思います。
1、正しいサポートを手にいれる
  →信頼できる友人にサポートしてもらうのがベスト
2、コーチを雇う
  →新たな視点を発見でき、無料の情報よりも刺激を受けられる。
3、期限を決める
  →始めるまでの期限を先に設定して、先延ばしを防止する
4、学び続ける
  →さらに成長することで、より大きなチャンスを掴むことができる
5、負けても勝てるようにする
  →たとえ失敗しても何かしらの学びや利益があるならば、挑戦する価値がある
6、10年単位で考える
  →長期の目線で考え継続して取り組むことで、株式投資のように大きな複利効果を期待できる

ポイント3 戦略的忍耐(一夜にして成功するには10年が必要だ)

私たちは誰しも、一夜にして成功することは無いということは理解しています。
しかし、他の人が自分よりも早く成功しているのを見てしまうと、自信がなくなってしまいます。目標を達成するためには、このような辛い時期を乗り切らなくてはなりません。

SNSのフォロワーが0人でも、誰も実力を認めてくれなくても、この辛い時期を乗り越える粘り強さが必要になってきます。その粘り強さこそが戦略的忍耐です。

しかし戦略的忍耐とは、良いことが起こるのを待つだけの忍耐力のことではありません
必要な努力を理解し、その努力を続けることで自ら「良いこと」を起こす。それが戦略的忍耐です。

大事なのは、物事を長い目で見ることです。継続することで指数関数的に成長していることがいずれ実感できるといいます。

しかし、それらを口で言うのは簡単ですが、困難があっても継続して行動し続けることはとても難しいです。
そんな時は以下の3つの質問を自分に投げかけてみると良いでしょう。

1、なぜ私はこれをしているのか?
  →自分の中の価値基準を決める(挑戦しようと思った最初の目的など)
2、他の人はどうやって成功したのか?
  →自分の理想を実現した人物をロールモデルにして、達成までに費やした時間を把握すること
3、信頼できる人はなんと言っているか?
  →信頼できるアドバイザーに自分が正しい方向に向かっているかを確認できる

最後に(具体例付きで実現性が高い本!)

いかがだったでしょうか?

今回は特に紹介したいポイント3つだけを紹介しましたが、本書には他にも時間の作り方や目標達成までのマインドが例と共に具体的に示されており、とても多くの学びが得られる本です。

より詳しく知りたいという方は是非とも書店で手に取ってみてください。

筆者はまずは平日、休日問わず自分の過ごしている時間をしっかりと見直すところから始めて、短時間からでも新しい事にも挑戦していけるように頑張ってみようと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!
また次の記事も読んで頂けたら幸いです。

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