久しぶりに大学時代の友人に会ったら推し活にかなりハマっており、価値観が合わなくなって縁を切った。
そんな友人に向けた記事。(本人はこのブログを知らない)
推し活にハマっている人はお金持ちorバカ。例外は無い
お金を払ってライブを見る。お金を払ってグッズを買う。お金を払って推しとチェキを取る。
そんな行為は人生において全く意味がない。
何も見返りなんて無いのにただただお金を捨てているのと同じ。
その人にお金を使うんだったら、募金でもした方が余っ程素晴らしいしリスペクトできる。
CDやグッズ購入、チェキ撮影など、全ての行動に意味があると信じ込んでいる。
新興宗教で言うところのお布施を沢山することで階級が上がり、他の信者からの尊敬を得られる。
信者たちは競い合って更にお布施を行う。
そんな情弱から搾取するためのシステムが推し活ビジネスでも行われていることに気づかない。
・特典のためにいくつものCDを買う。(本来は1枚あれば十分だし、何ならサブスクで聴ける)
・封入されている特典券を使ってサービスを受ける。
・その様子をSNSに投稿して「いいね」を稼ぎ、他のファンからの承認を得る。
・アイドルのサービス、または他のファンからの承認を得る快感をもっと得るために多くの金額をかける。
ファン(信者)同士の競争を促し、教祖(運営やアイドル)がその利を巻き上げるシステムが構築されている。
お金が無いと推し活は出来ないし、バカは収入を超えた金額を使い、酷いと借金を使ったりもする。
また、オタクは推しがデザインされているからという理由だけで盲目的に一般企業の商品を買ったりもする。彼らは良いカモ又はfishである。
「でもお金を払うことでパフォーマンスが見れるから無駄ではない」
ありきたりなこんな反論がある。
なにも「ライブには行くな」なんて一言も言ってないし、確かにその意見にも一理ある。
ライブは特別な体験をもたらしてくれる。
ただ、そういう反論する人に限って「ライブに行くこと自体が目的となっていてただの作業となっている人」になっていて、多くのお金を使っている。
「じゃあお前は推し活したことは無いのか?」
残念ながら答えは「Yes」(推し活をしたことがある)だ。
僕は高校時代、欅坂46が好きだった。
当時はアルバイトは出来ずお小遣いは月3000円。友達とマックに数回行くだけで無くなる額。
それに毎日部活三昧。疲れた部活の後にTSUTAYAで借りて父親にiPodに入れてもらった「不協和音」とかを聴いていた。
そんな僕は一回だけ部活をサボってライブに行ったことがある。
席は2階席で良くは見れなかったけど、生で見るパフォーマンスはテレビで見るのとは全く違くて衝撃だった。
そのライブ終わりの感動は今でも鮮明に覚えてる。
彼らと僕がもし当時同じライブに行っていたら、受けた衝撃・感動の量は絶対に僕の方が多い。
なぜなら自分にとってライブは新鮮だったけど、彼らにとってライブに行くというのは日常で、その行為が完全に「作業化」されているからだ。
なんなら彼らは、「セトリがどうたら」とか、「メンバーの〇〇がどうした」とか文句まで言いながらもファンを続ける。
それだったら止めればいいと思うけど、信者には何を言っても無駄。
信仰心の強い信者には論理が通じないし、全く聞く耳を持たない。
そして最終的にその熱が冷めたとき、今まで使ってきたお金・時間が無駄になったことについて後悔する。(後編に続く)