【映画紹介】夜明けのすべての紹介&感想

タイトル 映画
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こんにちは!ぽんたくです。
今回は、2024年2月9日ロードショーの、「夜明けのすべて」を鑑賞してきたので紹介していきます。

はじめに 映画について

内容は、PMS(月経前症候群)の女性(藤沢さん)とパニック障害の男性(山添くん)が、自身の症状に苦しむ中で、同じ科学製品会社の中でのふとした出来事から関わりが増えていきます。
2人は恋人では無いですが、似た様な境遇から関係が深まり、アクシデントもある中、共に1つのプロジェクトにチャレンジして行きます。

こちらの作品は三宅唱さんが監督、そして松村北斗さん&上白石萌音さんが主演を務めています。
原作は瀬尾まいこさんで、「そして、バトンは渡された」で2019年本屋大賞を受賞した実績もある実力派作家です。
原作についての紹介記事も書いているので是非ともご覧下さい
原作も読みやすいのでとてもおすすめです。

次のパートでは筆者が個人的に選ぶ見どころ3つを紹介します。
これから観るという方は、是非ともこれらのポイントに注目して観てみてください。それではいきましょう。

見どころ1 上白石萌音さんのキレ演技

上白石萌音さん演じる藤沢美沙は、約月に1回訪れるPMS(月経前症候群)で人に強く当たってしまう症状に悩んでいます。

このような症状が出てしまうシーンが作中で何回か登場するのですが、上白石さんの、怒鳴っているわけではないが場が凍る様な迫力を感じるキレ演技がとてもリアリティがあり、緊張感が伝わってきました。
そんな上白石さんの演技に注目です。

見どころ2 栗田科学社員役の俳優さん達

本編には、藤沢さんと山添くんが務める会社の社員達が何人か登場します。
社員達の年齢はみんな40〜50後半くらいのベテラン勢ばかりです。全員温かい人達で、藤沢さんのPMSや山添くんのパニック障害を知っても尚、彼らを優しく受け入れてくれるとても良い人達なのです。

そんな彼らを演じる俳優さん達なのですが、栗田科学の社員という仕事は緩くて人間関係を重視する社風をとても上手に作り出しています。
特に、事務所で社員同士で雑談をしながらお菓子を分け合うような、日常でもありそうなシーンはとても心が和やかになりました。
そんな栗田科学の会社の社風を作り出す俳優さん達にも注目です。

見どころ3(原作読んだ人向け) 松村北斗がめっちゃ山添くん

最後に、これは個人的な印象なのですが、原作を読んだ後に本作品を観て、松村北斗さん演じる山添くんがめちゃくちゃ山添くんだったと感じました(笑)。
もちろん上白石萌音さん演じる藤沢さんもとても素晴らしかったです。(見どころでも紹介してるし)

序盤のだらし無く伸びた髪の毛や仕事中でもガムを噛みながらのダルそうな受け答え音を立ててペットボトルを開けて飲む炭酸飲料PMSの症状が出そうな藤沢さんを外に呼び出して言った「ちょっと1人で怒っててください」、全て原作読んで頭の中で想像していた山添くんでした。

筆者は松村北斗さんについて、2021年頃、亀梨和也さん主演のドラマ、「レッドアイズ」でハッカー役をやっていた事で知りました。SixTONESのメンバーだという事もその時知りました。
また、上白石萌音さんとは夫婦役でドラマに出ていた経歴もあるみたいです。
今後の作品にも注目していきたいところです。

感想(暖かい気持ちになりたい人におすすめ)

基本的には原作を読んだ感想と被ってしまうのですが、本作品はとにかく登場人物が全員心温かいです。
藤沢さんの症状が出た時のシーンではドキッとする様な気持ちにもなりました。ですが、会社の人や友人などが、症状とそれにより本人が感じる苦悩を理解して受け入れるところに心温まりました。


本作品は、原作と同じく恋愛ものでも友情ものでもない、心温まる人間ドラマが観たい人にオススメです。
また、PMS(月経前症候群)やパニック障害の症状やその悩みを少しでも理解したい人にも是非観て頂きたいです。

さいごに

映画鑑賞特典の栞。映画の名シーンが切り取られています。

ここまでお読みいただきありがとうございます。
今回筆者は本作品を観て、松村北斗さんと上白石萌音さんがより好きになりました。


映画って色々な楽しみ方(ストーリー、演技、原作との照合に注目するなど)があってとても良いですね!
これからも気になる映画があればどんどんチャレンジしていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。
また次の記事も読んでいただけたら嬉しいです。

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