こんにちは!ぽんたくです。
突然ですが皆さん、しっかり休めていますか?
忙しくてあまりしっかりと休めていないという方や、常に疲れている、眠いといった方もいるかも知れません。
また、土日にしっかりと休んだはずなのに、なぜだか月曜日から仕事のやる気が出ないという方も多いと思います。
そんなあなたに向けておすすめしたい本は、2024年3月12日に東洋経済新報社より発売された「休養学(著作:片野秀樹)」です。
今回(前半)は本書の中から特に印象的だった、休養における活力という概念についてピックアップして紹介したいと思います。
よろしくお願いいたします。
従来の活動→疲労→休養のサイクルに「活力」を加える
私たちビジネスマンは、まず朝起きて会社に行って活動を開始します。
始めは効率的に仕事を行いますが、昼から夕方にかけて徐々に疲労が溜まっていき、生産性が低下していきます。
そして夜になると帰宅し、また明日に向けて休養を取るというサイクルの中で生きています。
ですが現代の日本人は8割が疲れているということで、次に仕事に行くときにはまだ完全に体力は回復していない人がほとんどです。
そこで筆者はこの3つのサイクルに「活力」という新たな項目を加えて紹介しています。
「活力」というのは辞書を引くと疲労の対義語であるといいます。
私たちは疲労の後の休養だけでは疲れを十分に取ることが出来ません。
スマホの充電で例えるならば、20%から50%に回復する程度です。
そんな充電を100%にして活力がみなぎる状態にするという考えが大切になっていきます。
では「活力」を付けるためにはどうすればよいのか?次のパートで解説していきます。
休みの日も「軽い負荷」をかけて活力を付けよう
休養に加えて活力を付けるためにはズバリ「あえて自分に軽い負荷を与える」のが良いです。
そこでキーワードとなるのが「超回復理論」です。
アスリートにとっては馴染みのある言葉だと思うのですが、超回復理論というのは簡単に言うと、自分に負荷をかけた後にしっかりとした休養を取ると、その後は体力が100%以上になっているというものです。
一般のビジネスマンも休日にこのような負荷+休養=活力となる超回復理論を実践することで、昨日よりも活力のみなぎった状態で仕事に望むことが出来ます。
次のパートではどのような負荷を自分にかけていくのが良いかを解説していきます。
休みの日に上手に負荷をかける4つの条件
自分に負荷をかけるといっても始めは軽いものから始めます。
また、活力を高めるためには以下の4つの条件に合ったものを行うと良いでしょう。
1,自分で決めた負荷であること
→人から命じられたことだと却ってストレスが溜まってしまう場合があります。
そのため、自分でやることを決めて行うのが良いです。
2,仕事とは関係ない負荷であること
→例えば、仕事では取引や商談で大忙しの営業マンは家族から日曜大工で家具を作ってほしいと言われたら、それはとても良い負荷になります。
また、接客業で毎日人との会話で疲れているという人は誰もいない自然を探検してみるといったことも良いかも知れません。
3,それに挑戦することで、自分が成長できるような負荷であること
→普段は読まない分厚い本を読んでみるとか、地域活動で何らかの係を引き受けるなど、
「少しむずかしそうだけど、これが出来たら成長するだろうな」と思うものに挑戦してみることも良い負荷になります。
4,楽しむ余裕があること
→負荷をかける際はくれぐれも無理は禁物です。
そして、負荷というのは肉体的負荷と精神的負荷の2つがあると良いとされています。
例えば肉体的な負荷ならば、公園を先ずは30分間ウォーキングしてみるところから始め、ゆくゆくはランニングを行うといった感じです。自分でペースを決めることができるので非常におすすめです。
また、精神的な負荷というのは「嫌いな人に会いに行く」とか「嫌な思いをしにいく」ということではありません。難しい資格試験に挑戦してみたり、趣味で何らかの賞に応募してみるというようなポジティブな負荷をかけていきましょう。
最後に 守りの休養から攻めの休養へ(後半に続く)
いかがだったでしょうか?
今回は私たちの活動、疲労、休養のサイクルに新たな「活力」という概念を加え、休みの日こそ自分に負荷をかけるという攻めの休養について紹介してきました。
後半では、休養学における7つの休養モデルについて紹介していきたいと思います。
後半の記事を読めば、今週末から早速新たな休養のためのアクションを実行できると思うので是非ともこちらも御覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
また次の記事も読んでいただけたら幸いです。
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